今日は、きもの姿の仕上げに欠かせない草履について、ちょっと意外な話をしようと思います。
それは…草履選びの秘密!
実は、草履選びって靴選びとは全然違うんです。
え?そうなの?って思いました?
着物用の草履の選び方
今回は、草履の秘密に迫っていきますよ。
- 靴と草履、どう違うの?
- かかとがはみ出るって本当?
- 草履サイズの選び方
- 履き心地のいい草履を選ぶコツ
- 草履選びでよくある失敗
それじゃあ、さっそく掘り下げていきましょう!
靴と草履、どう違うの?
まず、靴と草履の違いから見ていきましょう。
靴って、ぴったりしたサイズを選びますよね。
少しゆとりがあるくらいが履き心地がいいって感じ。
でも、草履はそうじゃないんです。
草履は、実は少し大きめを選ぶのがポイント。
私も最初は「靴と同じでいいんでしょ」って思っていたんです。
でも、それが大間違い。
草履は、靴よりも少し大きめを選ぶことで、きれいに履けるし、歩きやすくなるんです。
なんだか不思議ですが、理由があるんです。
かかとがはみ出るって本当?
さて、ここで驚きの事実。
えー!って思いましたよね。
私も最初は「それじゃ歩けないんじゃ…」って心配になりました。
でも、実はこれが草履の正しい履き方なんです。
具体的には、かかとが1〜2cmくらい草履の台からはみ出るサイズを選ぶのがベストだと言われています。
それには、きものを着たときの見た目と歩きやすさが関係しているんです。
かかとがはみ出ることで、きものの裾を踏んづけにくくなるんです。
それに、全体的な姿も美しく見えるんですよ。
ちなみに、幅も少し広めがいいんです。
小指がちょっとはみ出すくらいがちょうどいいサイズなんですって。
なんだか、靴選びの常識が覆された感じがしませんか?
草履サイズの選び方
じゃあ、具体的にどうやって草履のサイズを選べばいいの?
まず、かかとのはみ出し具合をチェック。
1〜2cmくらいはみ出すのが理想です。
次に、幅を確認です。
小指がちょっとはみ出すくらいがちょうどいい。
ただし、草履に慣れていない人は、最初からかかとをはみ出すのはちょっと怖いかもしれません。
そんなときは、かかとがほんの少しはみ出す程度のものから始めるのがおすすめ。
慣れてきたら、少しずつはみ出し具合を増やしていけばOKです。
これだと、歩きづらいだけでなく、きもの姿が野暮ったく見えちゃうんです。
難しそうに感じるかもしれませんが、実際に履いてみると、意外と分かりやすいものですよ。
履き心地のいい草履を選ぶコツ
サイズ以外にも、履き心地のいい草履を選ぶコツがあるんです。
きつすぎると痛くなるし、ゆるすぎると歩くときに前滑りしちゃうんです。
親指と人差し指の間に軽く挟める感じがちょうどいいですね。
次に、クッション性。
長時間歩くなら、クッション性のあるものを選ぶといいですよ。
素材によってクッション性が違うので、実際に履いてみて確認するのがベストです。
それから、素材の季節感も大切。
夏は涼しげな素材、冬は温かみのある素材を選ぶといいですね。
TPOに合わせた選び方も忘れずに。
カジュアルな場面なら5cmまでの低めの草履、フォーマルな場面なら5cm以上の高めの草履がおすすめです。
草履選びでよくある失敗
最後に、草履選びでよくある失敗をご紹介しますね。
これ、みんなやりがちなんですが、これが一番の失敗のもと。
次に、見た目だけで選ぶこと。
かわいい!って思って選んだけど、履いてみたら痛くて歩けない…なんて悲しいことになっちゃいます。
それから、季節感を無視すること。
夏用の草履を冬に履くのはちょっと違和感がありますよね。
あとは、TPOを考えないこと。
カジュアルな草履をフォーマルな場面で履くのは、やっぱりNGです。
着物用の草履のサイズの選び方についてのまとめ
さて、今回は草履選びの秘密についてお話ししてきました。
意外と奥が深い草履選びですが、コツさえ掴めば、きっと素敵な草履選びができるはず。
みなさんも、これからの草履選び、楽しんでみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!