混合肌の悩みとして、Tゾーンのテカリやヨレが気になる一方で、Uゾーンは乾燥して粉吹きしやすいということがあります。
保湿を重視すればテカリが気になり、逆にテカリを抑えようとすれば乾燥が目立ってしまう。
そんなジレンマを解消するためには、どんなファンデーションを選べば良いのでしょうか?
混合肌とは?
混合肌は、皮脂が多い部分と乾燥しやすい部分が混在する肌質で、2つの異なる悩みが共存している状態です。
おでこや鼻などのTゾーンは皮脂が多く、テカリやメイクの崩れが目立ちやすい。
一方で、頬や口周りといったUゾーンは乾燥しやすく、メイクが崩れたりシワが目立ちやすい部分です。
こうした特徴を持つ混合肌では、適切なベースメイクアイテムを選ぶことが難しいものの、正しい選び方をすれば悩みを軽減することができます。
混合肌に適したファンデーションの選び方
1. バランスの取れたアイテムを選ぶ
混合肌の方には、乾燥によるメイク崩れも皮脂によるヨレも防げる、バランスの取れたファンデーションがおすすめです。
テカリを抑えようとするあまり乾燥を招いてしまわないよう、セミマットな仕上がりで、頬の高い部分にほんのりツヤが出る程度のファンデーションを選ぶと良いでしょう。
クッションやリキッドタイプが特に適していますが、乾燥が気になる場合はクリームタイプも選択肢に入れてみてください。
2. 汗や皮脂に強いものを選ぶ
混合肌の人にとって、汗や皮脂は大敵です。
汗や皮脂に強いファンデーションを選び、美肌を長時間キープできるものを探しましょう。
「皮脂崩れ防止」や「ウォータープルーフ」と表示されているもの、また「ロングキープ」「ロングウェア」といった名称がついているものが特におすすめです。
3. 色選びにも注意を
ファンデーションの色選びも非常に重要です。
肌に合わない色を選んでしまうと、白浮きやくすみが目立つ原因となります。
購入の際は、店頭でタッチアップをお願いして、顔と首の境目に塗ってみて、自分の肌に合うか確認してから選ぶのが良いでしょう。
4. 下地の使い方も重要
混合肌では、化粧下地の選び方と使い方も大切です。
化粧下地はメイクの土台として欠かせない役割を果たし、ファンデーションの密着性を高め、化粧崩れを防ぐ効果があります。
保湿成分が含まれており、皮脂をしっかり抑えてくれる下地を使うことで、混合肌でも崩れにくいメイクを実現することができます。
UVカット効果のあるものを選ぶと、一年を通して紫外線対策も同時にできるので便利です。
ファンデーションが崩れる理由と対策
ファンデーションの持ちを良くするためには、選び方や塗り方を見直すことが重要です。
ファンデーションが崩れる主な原因として、以下の3つが考えられます。
1.肌質に合っていないファンデーションの使用
肌の状態に適したファンデーションを選ぶことは、崩れを防ぐための基本です。
乾燥によって皮脂が過剰に分泌され、結果的にファンデーションがヨレてしまう場合もあります。
一方で、脂性肌や混合肌に保湿成分が多いツヤ系ファンデーションを使用すると、皮脂と混ざって崩れやすくなります。
ヨレたファンデーションが毛穴に入り込み、毛穴落ちと呼ばれる状態になることもあります。
2.厚塗りが原因
肌質に関わらず、ファンデーションや化粧下地を重ねすぎると崩れやすくなります。
肌の悩みを隠そうとするあまり、無意識に何度も重ね塗りしていないか、振り返ってみましょう。
3.スキンケアの不足
メイク前のスキンケアが不十分だと、ファンデーションの持ちが悪くなることがあります。
潤いが足りないと皮脂が過剰に分泌される一方、油分を与えすぎるとファンデーションがうまくのらず、持続力も低下します。
肌の状態に合わせて、水分と油分をバランス良く補うスキンケアが重要です。
混合肌の人のファンデの選び方のまとめ
混合肌の悩みは、部位ごとに異なる肌質が混在していることから生まれます。
自分に合ったファンデーションと下地を選ぶことで、崩れにくいベースメイクが可能になります。
ぜひ、自分に合った製品を見つけて、理想の肌を手に入れてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!