住まいには、廊下や洗面室、キッチンなど短時間しか使わない小空間があります。
これらの狭い空間に適したコンパクトエアコンや小能力エアコンをご用意しました。
これまで暑さや寒さに悩んでいた小空間も、快適に過ごせるスペースに変わります。
床置きエアコンの利点
床置きエアコンは、換気扇などで空調が効きづらい場所でも、足元から快適な冷暖房を提供します。
施工性が高く、お手入れも簡単なので、特にキッチンにおすすめです。
唯一換気機能も備えています。
三菱電機 霧ヶ峰 Mシリーズ
この1方向小能力天井カセット形は、天井埋込みタイプの中でも特にコンパクトです。
本体や配管の設置スペースを確保できれば、ピッタリ設置可能です。
ダイキン ココタス
非居室にもすっきり収まるコンパクトエアコンです。
最近ではココタス専用の室外機も登場し、導入しやすくなりました。
台所や脱衣所にはココタス、リビングには天井埋込形など、自由に組み合わせが可能です。
コロナ ウォールヒート
寒い場所にピッタリのヒーターです。
ヒートショックの予防にも役立ち、設置工事もエアコンより簡単です。
涼風運転もできるので、1年中使用可能です。
お部屋の状況を確認
お部屋の構造や日当たりによって、エアコンの適切な能力が変わります。
同じ能力の機器でも、木造と鉄筋では適応畳数が異なります。
日当たりや室内の熱源も考慮し、夏に冷房が効きにくい場合は能力の高いエアコンを選びましょう。
大きめの機器が必要な場合
- 吹き抜けの天井: 暖気が上へ逃げるため、暖房効率が悪くなります。
- 大きな窓: 窓からの熱で室温が変動しやすいです。
- LDK: キッチンの熱源で室温が上がります。
- 最上階の部屋: 屋根や屋上と直結しているため、熱がこもりやすいです。
- 西日のあたる角部屋: 直射日光で室温が上がりやすいです。
- 配管が長い: 冷媒の配管が長いと空調効率が落ちます。
適切なエアコン能力の選び方
各メーカーのカタログに記載されている能力の可変範囲を確認しましょう。
最新のエアコンは、パワーセーブ運転で適正能力に調整されるため、冷えすぎや電気代の心配は不要です。
空調のプロに任せる
現地調査やお客様へのヒアリングを基に、最適なエアコンを提案します。
機器のサイズ確認
設置スペースが狭い場合や既存機器と同じサイズで入れ替えたい場合、設置する機器のサイズに制約があります。
様々なメーカーのカタログを比較する必要はありません。
サイズ一覧表を利用すれば、簡単に比較できます。
リビングキッチンは特別な考慮が必要
現代の住宅は洋風が主流で、リビングとキッチンが一体化したリビングキッチンが多く見られます。
しかし、リビングキッチンのエアコン選びでは、部屋全体の畳数だけでサイズを決めると失敗しやすいです。
キッチンは調理時に火を使うため、室温が変化しやすくなります。
さらに、リビングキッチンは家族が集まって長時間エアコンを使用する場所でもあるため、大きめのエアコンを選ぶことをおすすめします。
台所用のエアコンの選び方についてのまとめ
エアコンは多くの機種が市場に出回っていますが、冬の暖房期や夏の冷房期には需要が高まり、品薄になることがあります。
また、9月から10月にかけて新製品が発売される前には、旧モデルのエアコンが安くなる傾向があります。
買い替えを検討している場合は、準備期間を設けて計画的に考えましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!