電卓は勉強や仕事に役立つツールであり、特に簿記検定や公認会計士などの経理関係の試験や業務には欠かせません。
安価で手軽に使えるものから、プロ仕様の多機能モデルまで、デザインやサイズも多種多様です。
今回は、仕事が捗る電卓の選び方のポイントなどご紹介します!
【用途別】電卓の選び方
一口に電卓と言っても、仕事の種類や使うシーンなどに応じて適切に選ぶ必要があります。
以下に、それぞれの用途に適した電卓の選び方などご紹介します。
簿記検定、税理士や会計士の試験で使う電卓の選び方
資格試験に電卓を持ち込む際は、機能の制限に注意が必要です。
各試験の規定を必ず確認し、禁止されている機能を避けることが重要です。
例えば、プログラム機能や印刷機能などが禁止されていることが多いです。
- 試験に持ち込む際は12桁表示の実務電卓がおすすめです。
- 静音設計のものを選ぶと試験中の打鍵音が気になりません。
- 価格は3000〜10000円が目安で、しっかりしたものを選べば長く使えます。
ビジネスで使う電卓の選び方
ビジネス用途では、使用するシーンに合わせて電卓を選びましょう。
四則演算以外の機能が必要かどうかを考え、オフィスで使用するならデスクで場所を取らないサイズのものがおすすめです。
- 四則演算以外の機能に注目し、業務に合った専用モデルを選びます。
- デザインや機能を使うシーンに合わせて選びましょう。
おすすめの電卓4選
ここからは、おすすめの電卓をご紹介します。
使用する人が多い実務電卓と普通電卓を中心に選びました。
簿記検定などでも使えるおすすめの電卓4選
- カシオ|本格実務電卓(検算) ジャストタイプ JS-20WKA-SR
- 信頼性の高いカシオの実務電卓。3キーロールオーバー機能でスピーディーな計算をサポート。
- シャープ|実務電卓(ナイスサイズタイプ) EL-N942-X
- 抗菌加工が施され、押し間違いにくいキー形状。視認性の高い大型ディスプレイを搭載。
- キヤノン|キヤノン電卓 HS-1220TUG
- 千、万、億の大きな単位も一発で入力可能な「千万単位」機能を搭載。キーの形状がフラット、凸、凹と3タイプで入力ミスを防止。
- カシオ|実務電卓 デスクタイプ DF-200RC
- 2つの税率を分けて使えるキー設定が便利で、軽減税率対応モデル。デスクタイプのほか、コンパクトなジャストサイズもあり。
電卓の種類
電卓は大きく分けて4つの電卓があるので、以下に違いを見ていきましょう。
日常使いや簿記におすすめの「普通電卓」
普通電卓は、シンプルで一般的なタイプの電卓です。
日常生活の基本的な四則演算や百分率など、簡単な計算に使用できます。
ただし、2級以上の試験には実務電卓の方が適しているため、用途に応じて選びましょう。
経理や金融関連の計算に適した「実務電卓」「金融電卓」
実務電卓は、経理用に設計された電卓です。
12桁表示が主流で、検算機能や日数・時間計算機能が搭載されています。
中には、原価や売価・粗利率などを計算できるキーを備えたモデルもあり、簡単に複雑な計算を行えます。
金融電卓は、資産運用のシミュレーションやローン計画、預金計算など、専門的な計算機能を持っています。
金利や利息の計算も、画面の指示に従って数字を入力するだけで行えるため、資産運用や家計管理に適しています。
高度な計算におすすめの「関数電卓」
関数電卓は、通常の電卓とは異なり、多数の関数を備えているため、高度な計算に最適です。
複雑な計算をスムーズに行えるため、理数系の大学生や建築・土木・薬学などの専門分野で働く社会人におすすめです。
多くの資格試験、例えば簿記や会計士、税理士、ファイナンシャルプランナー(FP)などでは、計算機の使用が許可されています。
ただし、試験ごとに持ち込み可能な電卓には異なる制限がありますので、事前に確認が必要です。
受験する試験の公式サイトやガイドラインをよく確認して、適切な電卓を選びましょう。
仕事用の電卓の選び方についてのまとめ
電卓は経理や事務作業だけでなく、簿記検定や税理士、会計士の試験でも必須のツールです。
大量の計算を迅速かつ正確に行うためには、スマートフォンやタブレットよりも電卓が便利です。
さまざまな業種で必要とされる計算作業を効率よくサポートしてくれる、頼れる道具です。
ぜひ、仕事の用途別に電卓を用意して、作業効率を上げてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!