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プロが教えるピーマンの苗の失敗しない選び方!午後は残り物?

プロが教えるピーマンの苗の失敗しない選び方!午後は残り物? ピーマン

今日は家庭菜園のお話をさせていただきます。

先日、種苗店でピーマンの苗を選んでいたら、お客さんが午後になってから「いい苗が残ってないわね」とがっかりしながら帰っていくのを見かけました。

実は、これってとても重要なポイントなんです。

その日の出来事をきっかけに、プロの農家さんに教えていただいた、ピーマンの苗選びのコツをご紹介したいと思います。

ピーマンの苗の失敗しない選び方

まずは、苗選びの重要なポイントを簡単にまとめてみましょう。

  • 午前中早めの時間帯に種苗店に行くこと
  • 葉の大きさ、色、蕾をしっかりチェック
  • 茎の太さと節間の状態を確認
  • 根の張り具合と色を観察
  • 接ぎ木苗の場合は接ぎ木部分も要チェック

それでは、これらのポイントを詳しく見ていきましょう。

午後は残り物?

まず、なぜ午前中に行くことが重要なのでしょうか。

実は、プロの農家さんや目利きの上手な家庭菜園愛好家は、朝一番で種苗店に来られることが多いんです。

午後になると、良い苗はほとんど売り切れてしまっているかもしれません。

私も以前は「休みの午後にでも行けばいいや」と思っていたのですが、残っている苗を見てガッカリした経験があります。

それ以来、必ず午前中に行くようにしています。

葉の状態について

次に、葉の状態について詳しくお話しします。

良い苗は、葉が大きくて濃い緑色をしています。

これは、たっぷりと日光を浴びて育っている証なんです。

蕾や花が付いているものを選ぶのもポイントです。

最初の花は摘んでしまうのですが、その苗の成長具合を判断する重要な目安になります。

茎の状態について

茎についても見逃せないポイントがあります。

細くてヒョロヒョロした茎の苗は避けましょう。

風で折れやすいだけでなく、全体的な生育も良くないことが多いんです。

節と節の間(節間)は、詰まっているものを選びます。

実は、節間が空きすぎている苗は、見た目は大きく育っているように見えても要注意。

日光不足や肥料の管理が適切でなかった可能性が高く、これは不良苗のサインなんです。

根の状態にも要注意

そして、意外と見落としがちなのが根の状態です。

ポットの底を見て、白い根が見えているものを選びましょう。

これは根がしっかり育っている証拠です。

逆に、根が茶色く変色しているものは避けた方が無難です。

根が傷んでいる可能性が高いからです。

ポットを持ち上げた時の感触も大切なポイント。

しっかりと根が張っている良い苗は、ポット全体がキュッと引き締まった感じがします。

ただし、根の状態を見たいからといって、ポットをギュウギュウ押すのは厳禁です。

苗を痛めてしまいますよ。

接ぎ木苗とは?

特別なケースとして、接ぎ木苗について触れておきましょう。

接ぎ木苗は、病気に強い品種と美味しい実をつける品種を組み合わせた、いわば“ハイブリッド”な苗です。

この場合は、接ぎ木している部分を特によく見る必要があります。

その部分にズレやコブがないかをチェックしてください。

接ぎ木苗は一般の苗より少し高価ですが、病気に強く連作障害も防げるというメリットがあります。

ただし、接ぎ木部分に問題があると、せっかくの利点が活かせなくなってしまいます。

最後に、とても大切なことをお伝えしておきます。

実は、家庭菜園の成功の半分は苗選びで決まるといわれています。

「苗半作」という言葉があるくらいです。

良い苗を選ぶことは、その後の栽培を大きく左右する重要なポイントなんです。

ピーマンの苗の選び方についてのまとめ

今回お話しした選び方のコツを参考に、ぜひ良い苗を見つけてください。

きっと、すくすく育つ野菜たちを見るのが毎日の楽しみになると思います。

みなさんの家庭菜園でも、元気なピーマンがたくさん実りますように。

最後までお読みいただきありがとうございました!