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フッ素入りの歯磨き粉の選び方!キシリトールも配合された方がいい?

フッ素入りの歯磨き粉の選び方!キシリトールも配合された方がいい? 衛生

現在、市販されている歯磨き粉のほとんどにフッ素が含まれており、むし歯や歯周病の予防に広く利用されています。

ただし、製品ごとにフッ素の濃度や特性が異なるため、年齢や口腔の状態に応じて適切なものを選ぶことが重要です。

今回は、フッ素配合の歯磨き粉の選び方と効果的な使い方についてお伝えします。

フッ素の適切な濃度を知っていますか?

手に持った歯ブラシ

フッ素濃度は「ppm」という単位で表され、1ppmは100万分の1%に相当します。

たとえば1,000ppmは0.1%の濃度を意味します。

フッ素を過剰に摂取すると、エナメル質に斑点ができる斑状歯や骨の硬化症などのリスクが指摘されているため、推奨されるフッ素濃度は年齢によって異なります。

6か月〜6歳未満の子どもには500ppm、6歳〜14歳には1,000ppm、15歳以上には1,000〜1,500ppmが推奨されています。

2017年にはフッ素濃度の上限が1,000ppmから1,500ppmに引き上げられ、現在では1,450ppmの製品も市販されています。

フッ素濃度が1,000ppmを超える歯磨き粉では、500ppmごとにむし歯予防効果が6%向上することが確認されています。

むし歯菌が多い方や詰め物が多い方、口腔乾燥が気になる方は、このような高濃度の歯磨き粉を普段のケアに取り入れると良いでしょう。

むし歯予防のための歯磨き粉の選び方

白い歯ブラシで歯磨きをする女性

むし歯予防に効果的な歯磨き粉を選ぶ際、以下の3つのポイントに注目してください。

1. 必要な成分が含まれているか確認する

まずは、むし歯予防に効果的な2つの成分を確認しましょう。

特に、フッ素(フッ化物)はむし歯予防には欠かせない成分で、虫歯菌の抑制、歯質の強化、再石灰化の促進などの作用があります。

むし歯になりやすい方は、フッ素濃度が1,000ppm以上の歯磨き粉を選ぶと効果的です。

なお、6歳未満の子どもにはフッ素症のリスクがあるため、1,000ppm以下の歯磨き粉を使用することが推奨されます。

使用量にも注意が必要で、2歳までは米粒大、3〜5歳はグリーンピース大の量を目安にしましょう。

2. キシリトールが配合されているものを選ぶ

キシリトールは天然の甘味料で、むし歯菌を抑制し、口腔内の酸性度を中和する効果があります。

フッ素と同様に歯の再石灰化を促進する働きもあり、むし歯予防には非常に有効です。

歯磨きに加え、キシリトール入りのガムやタブレットを日常的に取り入れると良いでしょう。

3. 低研磨・低発泡タイプを選ぶ

研磨剤は歯垢を効果的に除去しますが、エナメル質を傷つける可能性もあります。

毎日使用する場合は、低研磨の歯磨き粉を選ぶか、研磨剤入りの歯磨き粉の使用頻度を週1〜2回にとどめるのがおすすめです。

また、発泡剤が多いと磨き残しの原因になるため、低発泡タイプを選ぶと丁寧な歯磨きができます。

歯の健康を守るための追加ケア

医薬部外品として販売されている薬用歯磨き粉には、むし歯予防、歯周病予防、知覚過敏対策に加え、ホワイトニング効果が期待できる成分が含まれているものもあります。

自分の口内の悩みに合わせて、最適な製品を選びましょう。

近年では、家族で歯磨き粉を共有するのではなく、一人ひとりが専用の歯磨き粉を使う家庭や、メインとサブで異なる歯磨き粉を使い分ける人も増えています。

自分に合った使い方を見つけてください。

フッ素入りの歯磨き粉の選び方のまとめ

バイオフィルムとは、細菌が作り出す膜で、この膜があると歯磨き剤の成分が歯に届きにくくなります。

バイオフィルムは歯ブラシだけでは除去できないため、定期的に歯科医院で専門のクリーニングを受け、フッ素を塗布することで、家庭でのフッ素ケアの効果をさらに高めることが期待できます。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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