パイナップルには豊富な食物繊維が含まれており、腸内環境を整え、便通を促進する効果があるため、ダイエットにも適した食品です。
また、ビタミンCやビタミンB群、鉄分やマグネシウムなどのミネラルも多く含まれています。
美味しいパイナップルの選び方:産地に注目しよう
日本で販売されているパイナップルの約95%は輸入品です。
その中でも、フィリピン産が圧倒的に多く、スーパーでよく見かけるのもこの産地のものです。
最近では、台湾産のパイナップルも店頭に並ぶようになってきました。
フィリピン産
フィリピン産のパイナップルの大部分を占めるのは「ゴールデンパイン」として知られるMD2という品種です。
デルモンテゴールドやドールのスウィーティオといったブランドが代表的です。
フィリピン産の特徴の一つは、その手頃な価格です。
台湾産
台湾産のパイナップルは、3月から6月にかけて出荷のピークを迎えます。
フィリピン産の外皮が緑色がかっているのに対し、台湾産のものは黄色からオレンジ色に近い外皮が特徴です。
価格帯はフィリピン産と国産の中間に位置します。
また、台湾産のパイナップルは芯まで食べられるものが多く、サイズもやや小ぶりです。
沖縄産
国内産のパイナップルは主に沖縄県で栽培されていますが、スーパーで見かけることは少ないです。
価格はフィリピン産の2倍以上しますが、その分、熟成度が大きな魅力です。
一方、沖縄産のパイナップルは約70%の熟成度を誇り、収穫時が最も美味しい状態です。
そのため、甘みが強く、特に美味しいとされています。
お取り寄せパイナップルの選び方
パイナップルをお取り寄せする際にチェックすべき「3つのポイント」をご紹介します。
1.産地の確認
パイナップルは温暖な気候で育つフルーツで、フィリピン、ブラジル、タイ、インドネシアなどの海外産が一般的です。
一方、国内産のものは沖縄県で主に栽培されています。
海外産は手に入りやすいものの、収穫から輸入まで時間がかかるため、完熟前に収穫されることがあります。
新鮮さを重視するなら、国内産のパイナップルを選ぶと良いでしょう。
2.品種の確認
パイナップルの味は品種によって異なります。
希少な品種は通販でしか手に入らないことも多いので、自分の好みに合った品種を探してみてください。
- スウィーティオパイナップル
日本人向けに開発された「スウィーティオパイナップル」は、酸味が抑えられ、甘みが強いのが特徴です。普段の食卓にぴったりの品種です。 - ボゴール(スナックパイン)
切らずに手でちぎって食べられる「ボゴール」は、手軽に楽しめる品種です。特に子どもがいる家庭におすすめです。 - デルモンテゴールド
より甘くて香り高いパイナップルを楽しみたいなら、「デルモンテゴールド」がおすすめです。ジュースやスイーツに使うとさらにその香りが引き立ちます。 - ゴールドバレル
酸味が少なく、甘みが強い「ゴールドバレル」は、酸味が苦手な方にぴったりです。国内では希少な品種で、贅沢に楽しむのに最適です。 - ピーチパイン
贈答用に適した「ピーチパイン」は、白っぽい果肉と甘い香りが特徴です。スイーツやドリンクに使うと、その香りを存分に楽しむことができます。
3.大きさと個数の選び方
パイナップルの大きさや個数は、使用目的に応じて選ぶと良いでしょう。
日常的に楽しむなら、たくさん入っているものがおすすめです。
贈答用には、希少な品種やこだわりのある商品が喜ばれます。
食べきれない場合は、カットして冷凍保存するのがベターです。
フィリピン産のパイナップルの選び方のまとめ
パイナップルは、豊富な栄養素と多様な品種が魅力です。
自分の好みや用途に合わせて、最適なパイナップルを選んでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!