テレビ録画の容量を増やすために便利な外付けHDD。
バッファローやエレコム、アイ・オー・データ機器など、さまざまなメーカーから販売されています。
レコーダーよりも手頃な価格で大容量を手に入れられるのが魅力ですが、SeeQVaultや故障予測機能など、多様な機能があり、どれを選ぶべきか迷うこともあるでしょう。
テレビ録画向け外付けHDDを選ぶ際のポイント
以下に、外付けHDDを選ぶ際にチェックしておくべき「6つのポイント」を紹介します。
1. 容量は予算内でできるだけ大きいものを選ぶ
外付けHDDの容量は、1TBから8TBまで様々です。
容量選びのポイントは、価格と番組を削除せずに録り溜めておける期間です。
予算の範囲内でできるだけ大容量のものを選ぶと良いでしょう。
例えば、4TB以上の容量は、コストパフォーマンスが高く、多くの番組を録り溜めることができます。
2. SeeQVault対応を選ぶ
テレビを買い替える予定があるなら、SeeQVault対応のHDDを選びましょう。
ただし、HDDとテレビの両方がSeeQVault対応である必要があります。
また、異なるメーカー間での再生は難しい場合が多いので注意が必要です。
3. 4K番組の録画には大容量のHDDを選ぶ
4K番組を録画するなら、4TB以上の容量で、4K対応のHDDを選びましょう。
4K番組は地デジ番組に比べて容量が大きく、録画には約2倍の容量が必要です。
さらに、4Kチューナーが内蔵されているテレビが必要です。
4. 静音性を重視する
HDDの動作音が気になる場合は、静音性に優れたモデルを選びましょう。
特に、内部の冷却ファンをなくす「ファンレス設計」や、ディスクの回転音を減らす「防振設計」が採用されているHDDは静かです。
寝室で使用する場合やリビングでリラックスしているときに音が気になる方にはおすすめです。
5. 故障予測機能の有無を確認
故障予測機能があると、HDDの状態を診断し、故障を予測して危険を知らせてくれます。
これにより、事前に故障を察知してデータの消失を防ぐことができます。
LEDランプで状態を確認できるモデルもあり、視覚的に分かりやすいです。
6. HDDの置き場所に注意
HDDは発熱に弱く、故障の原因になることがあります。
テレビの裏や壁に囲まれた場所も避けた方が良いです。
横置きが主流ですが、スペースが限られている場合は縦置き可能なモデルを選ぶと便利です。
外付けHDDの録画用とパソコン用の違い
多くの市販テレビには録画機能とUSBポートが備わっています。
外付けHDDをUSBで接続するだけで、簡単にテレビ番組の録画が可能です。
レコーダーを用意するよりもコストが抑えられる点や、シンプルに接続するだけで使える点がメリットです。
「録画用」と「データ用(パソコン用)」の2種類
市販の外付けHDDには「録画用」と「データ用(パソコン用)」の2種類があります。
録画用と記載された製品も、パソコンに接続すれば正常に動作します。
しかし、録画用とデータ保存用のHDDは性能や機能が完全に同じというわけではありません。
テレビ録画用に外付けHDDを選ぶ際は、「テレビ用」や「24時間録画対応」など、高耐久のものを選ぶことをおすすめします。
また、USB端子や録画機能が備わっていないテレビで番組を録画したい場合は、レコーダーを別途購入する必要があるため注意が必要です。
HDDをテレビに直接接続して録画したい場合は、テレビに録画機能が搭載されているかを事前に確認しましょう。
テレビ用の外付けHDDの選び方のまとめ
テレビ録画向け外付けHDDを選ぶ際のポイントは以下の通りです。
- 容量の大きさ:予算内でできるだけ大きいものを選ぶ
- SeeQVault対応:テレビを買い替える可能性があるなら選ぶ
- 4K対応:4K番組を録画するなら大容量かつ4K対応のものを選ぶ
- 静音性:ファンレス設計や防振設計のモデルを選ぶ
- 故障予測機能:故障予測機能付きのモデルを選ぶ
- 設置場所:熱がこもりにくい場所に設置する
これらのポイントを参考に、自分のニーズに合ったテレビ録画向け外付けHDDを選び、快適なテレビ録画環境を整えましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!