ベルトのサイズ選びは難しいですよね。特に固定式のベルトは調整が難しく、失敗が心配になることも多いです。
今回は、ベルトのサイズ選びと測り方についてご紹介します。
ベルトサイズの選び方の目安
ベルトのサイズは、穴の数が目安となります。
一般的には5つ程度の穴があり、真ん中の穴で締めるのがちょうど良いサイズです。
- インチ32:81cm(対応範囲79cm~86cm)
- インチ34:86cm(対応範囲84cm~94cm)
- インチ36:91cm(対応範囲89cm~99cm)
海外のベルトサイズはインチ表記の場合があるので、センチに換算して確認しましょう。
ベルトのサイズ表記と測り方
ベルトのサイズは、「留め金の付け根部分から真ん中のベルト穴部分まで」の長さで表されます。
真ん中の穴で留めると見た目が一番美しくなります。
自分のウエスト位置に合わせて選びましょう。
メンズベルトの平均サイズ
メンズベルトの平均サイズは、ウエスト80cm程度が標準です。
最大ウエストサイズは100cm程度のものが多いです。
自分のウエストにプラス20cm程度余裕を持たせたところの穴で留めると、きれいにベルトがつけられます。
ベルトの測り方
正しいベルトサイズを知るためには、以下の手順で測りましょう。
- よく着用するズボンを履く
- ベルト部分にメジャーを通す
- 「強めに留めた時のサイズ」と「通常のサイズ」を測る
レディースベルトの選び方
レディースベルトのサイズを選ぶ際には、現在使用しているベルトの長さを基準にするのが簡単です。
デニムジーンズを参考にする方法もあります。
ジーンズのサイズ表記をチェックし、製品寸法を基準に少し長めのサイズを選びましょう。
ダイエットを予定している場合は、ワンサイズ小さいベルトを選ぶのもモチベーションアップに繋がります。
ファッション性を重視する場合は、余裕のあるサイズを選び、着こなしに合わせて使い方を工夫しましょう。
ベルトサイズの調整方法
体型の変化などでベルトのサイズが合わなくなった場合、以下の方法でサイズ調整ができます。
ベルトを切ってサイズ調整する
- マイナスドライバーでバックルを開く
- ベルトを適切な長さにカットする
- カットしたベルトをバックルに差し込み、固定する
穴を増やしてサイズ調整する
- ベルトの裏側に木材などをセット
- ポンチで穴を開ける
ポンチは100均などで購入でき、トンカチを併用すると綺麗に穴が開けられます。
ベルトの巻き方は男女で異なる
ベルトの巻き方は男性と女性で異なるため注意が必要です。
基本的に、男性は右巻き(ベルトの先端が左にくる)、女性は左巻き(ベルトの先端が右にくる)です。
これは、洋服の前身ごろの合わせ方に基づいています。
男性はジーンズやスラックスなどのボトムスを固定するためにベルトを使用することが多く、右巻きが一般的です。
一方、女性はワンピースやチュニックのウエストマークとしてベルトを使用することが多く、左巻きが一般的です。
また、女性はコートなどのアウターで後ろで結ぶことも多く、ベルトの役割が異なる場合もあります。
リングベルトの締め方
リングベルトは、バックル部分が2つの金属リングになっているベルトで、テープベルトやダブルリングベルトとも呼ばれます。
タイトな服装の際にベルトの部分が膨らむことが気になる方におすすめです。
リングベルトは穴で固定するタイプではないため、サイズ調整がしやすいのも魅力です。
リングベルトの締め方手順
まず、通常のベルトと同様にパンツのベルトループにベルトを通します。
次に、ベルトの先端を2本のリングに下から通し、その後、2本のリングの間に外側からベルトの先端を通します。
好みの位置まで引っ張り、ベルトループに通して固定します。
ベルトを緩めたい時は、1つ目のリングを立てて引っ張ると簡単に緩めることができます。
ガチャベルトの締め方
ガチャベルトは正式にはGIベルトといい、元々アメリカ陸軍が使用していたベルトです。
使い勝手の良さから、カジュアルファッションに取り入れられ、1990年代に人気が高まりました。
ガチャベルトの締め方手順
締め方は、まずパンツのベルトループにガチャベルトを通し、ベルトが一周したらバックルに通します。
バックルの止め具で好みの位置に固定し、先端を巻いてベルトの後ろ側に通します。
先端を垂らすスタイルもおしゃれです。
緩めるときは、ベルトを引っ張りながら止め具を逆方向に押しましょう。
チェーンベルトの締め方
チェーンベルトは、バンド部分が金属チェーンになっているベルトで、アクセサリー感覚で使用されます。
特に女性のドレスアップ用アイテムとして人気があります。
チェーンベルトはボトムスのベルトループには通さず、ワンピースの上などに直接装着します。
ウエストより少し下の位置につけ、留め金部分はセンターではなく少し右か左に寄せるとスタイリッシュに見えます。
シンプルなワンピースやドレスに合わせると、コーディネートが一段と引き立ちます。
ズボンのベルトサイズの選び方についてのまとめ
ベルトの正しい測り方を理解すれば、サイズ間違いを防ぐことができます。
普段履いているパンツのサイズを参考にし、快適なベルトを選びましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!