誰にでも体型に合わせたズボン選びの悩みがあります。
ここでは、よくある「お悩み」とそれに対応するズボンをご紹介しますので、ぜひご参考ください。
大人のオナカ問題
「普段は問題ないけれど、座っている時間が長いとウエストが苦しい」「食後にお腹が張る」といった悩みを持つ方に最適なズボンを提案します。
【A】ウエストの幅を調整できるタイプ
月日が経つとお腹周りのサイズが変わる方におすすめ。
ただし、ベルトをしない方には不向きです。
【B】ストレッチ素材や内蔵ゴムで伸縮するタイプ
姿勢や食事によってウエストの変動を感じる方に最適。
見た目に影響が出にくいのもポイントです。
伸縮性のある素材や内蔵ゴムでフィット感を保ちますが、ベルトなしではズレることがあります。
【C】前身はスッキリ、後ろはゴム&内蔵の紐で調整
内蔵の紐でフィット感を細かく調整可能。
前側はスッキリとしたデザインで、ベルトを使用しなくてもズレにくい仕様です。
【D】オーソドックスな総ゴム入りウエスト&内蔵紐で調整
ウエストの大部分がゴムになっており、内蔵の紐でさらに調整可能。
カジュアルな見た目がOKなら、最適なタイプです。
筋肉質な体型の方
「学生時代に運動をしていた」「筋肉がつきやすい」ためにズボンが合わないという方にも対応します。
お尻や太ももが太くても、足首まで太いわけではありません。
答えは、ゆったりフィットのテーパードシルエット
ヒップから膝、裾にかけて細くなる形状で、お尻や太ももをぴったりさせずにスッキリと見せられます。
特にヒップ周りにゆとりのあるタック入りタイプがおすすめです。
ふくらはぎが太い場合はストレートシルエット
自転車競技などでふくらはぎが太い場合、裾の広さをキープしたストレートシルエットが適しています。
冬でも汗をかく方
「暑くないのに、座っていると股や太ももの裏が汗ばむ」という経験を持つ方に。
コットンとポリエステルの特性
コットンは吸水性が高く、汗染みが出やすいのに対し、ポリエステルは吸水性が低く、汗染みが出にくいです。
速乾仕上げのポリエステル混素材のズボンがおすすめです。
お腹だけが成長してしまった方
元々は普通体型だったけれど、年齢とともにお腹が出てきたという方。
答えは、スリム・テーパードを選びつつ、ウエストサイズは無理のない設定にする
ゆったりとしたシルエットではなく、ヒップや脚部分は細めでウエストに余裕を持たせることで、窮屈さを感じずスッキリと見えます。
洗濯しても臭いが気になる方
「定期的に洗濯しているのに、ズボンの臭いが気になる」という悩みを持つ方。
速乾の原理と防臭の原理
速乾素材と防臭素材の原理は同じで、吸水性・保湿性が低く、繊維の膨らみが少ないポリエステルが臭いを防ぎます。
水分を含みにくい素材を選ぶことで、悪臭発生の可能性を低くできます。
ウエスト位置についての注意点
ウエストの位置は、伝統的にはおへその位置(女性の場合はおへその2~3cm上)にありますが、現代ではスラックスタイプを除けば「ズボンのウエスト部分の位置」は、必ずしもその位置にならないことが多いです。
これは個人の好みによるところも大きいです。
サイズ表記は「元来のウエスト部分のサイズ」を指しているため、ユーザーの実際のウエスト位置とは異なることがあります。
また、ズボンのウエスト幅とも一致しません。
ズボンのウェストサイズの選び方のまとめ
ズボン購入で失敗しないためには、「自分がウエスト位置にしてほしい場所の長さを測る」ことが重要です。
そして、「ウエストの仕上がり寸法を確認して、自分に合ったサイズを選ぶ」ようにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!