自分の体型に合ったスーツを着ることは、美しいシルエットを保つために重要です。
しかし、「スーツのサイズ選びが難しい」「サイズ表を見ても自分に合うものが分からない」と感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、スーツのサイズ表記について解説し、正しいジャケット・ズボンの選び方をご紹介します。
サイズ確認
まずは自分のサイズを確認しましょう。
基本となるサイズが分かれば、そのサイズを基に好みのシルエットを見つけることができます。
以下は、身長とウエストから目安のサイズを確認する方法です。
体型別サイズ表
- お客様の衣類未着用時(ヌード寸)のサイズの目安です。
- 商品によって数値が異なる場合があるため、実際の商品の寸法は「サイズスペック」で確認してください。
- ズボンのウエストは±4cm程度のお直しが可能です。
例えば、身長172cm、ウエスト81cmの場合はA6を選びましょう。
身長/体型 | 155-160cm | 160-165cm | 165-170cm | 170-175cm | 175-180cm | 180-185cm | 185-190cm |
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Y | 69-75cm | 71-77cm | 73-79cm | 75-81cm | 77-83cm | 79-85cm | 81-87cm |
A | 73-79cm | 75-81cm | 77-83cm | 79-85cm | 81-87cm | 83-89cm | 85-91cm |
AB | 79-85cm | 81-87cm | 83-89cm | 85-91cm | 87-93cm | 89-95cm | 91-97cm |
BB | 87-93cm | 89-95cm | 91-97cm | 93-99cm | 95-101cm | 97-103cm | 99-105cm |
E | 95-101cm | 97-103cm | 99-105cm | 101-107cm | 103-109cm | 105-111cm | |
K | 109-115cm | 114-120cm | 119-125cm | 124-130cm |
ジャケット・ズボンの選び方
ズボンのサイズ選び
ズボンを試着する際には、以下の4つのポイントをチェックしましょう。
- ウエスト スーツのズボンは腰骨ではくのが基本です。ズボンをはいてポケットに手を入れて軽く下げたときに自然に止まる位置がウエストラインです。
- 太もも周り 立ったまま裏側の生地を指でつまめるかどうかで確認します。引っ張らないとつまめない場合はサイズが小さいため、ワンサイズ大きめを選びましょう。
- ヒップ周り ポケットが開いてしまう場合は小さいサイズです。ポケットがきれいに閉じていてもお尻にたるみがある場合は大きすぎます。
- 裾丈 ビジネススーツの場合、裾丈が短すぎるとカジュアルに見えるため、ハーフクッションにすると良いでしょう。細身のスーツはノークッションにするとすっきりとしたシルエットになります。
タックの有無
タックがあるズボンはゆとりがあり動きやすく、アクティブに活動する方におすすめです。
ただし、シルエットが崩れる場合もあるため試着をしてから購入を検討しましょう。
スーツを買う際に把握しておくべきサイズ
スーツを選ぶ際には、以下の3つのサイズを把握しておくと便利です。
- 身長 足の裏から頭の頂点までの長さ。スマートフォンのアプリでも計測できます。
- 胸囲(チェスト) 脇の下を結んだ胸周りの長さ。息を吐いた時にゆとりがないように測ります。
- 胴囲(ウエスト) 腹部のくびれている部分を1周した長さ。へその5cmくらい上を測るのが一般的です。
この3つのサイズを把握しておくと、スーツの選び方が格段に楽になります。
正しいサイズを選び、体型に合った美しいシルエットのスーツを手に入れましょう。
サイズ選びに迷ったらオーダースーツがおすすめ
スーツのサイズ選びに困ったら、オーダースーツを検討してみてください。
オーダースーツは、自分の体型に合わせて仕立てるため、細かなサイズ調整が可能です。
これにより、肩や腕、太ももが窮屈になることなく、快適で動きやすいスーツを作ることができます。
スーツ用のズボンの選び方についてのまとめ
スーツにはサイズ表記がありますが、適当に選んでいた方も多いかもしれません。
美しいシルエットのスーツは、正確なサイズ選びがあってこそ成り立ちます。
サイズの見極め方を理解し、正しいスーツの選び方をマスターして、ぴったりのスーツを手に入れましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!