サングラスを購入する際に、好きな色のレンズを選ぶ方が多くいらっしゃいます。
お気に入りのカラーを選ぶのも素敵ですが、色にはそれぞれの効果があり、用途に応じて選ぶとより効果的です。
今回は、シーン別におすすめのサングラスのカラーやレンズの種類、選ぶ際のポイントについて紹介します。
シーン別のおすすめサングラスカラー
サングラスの色にはそれぞれ特性があり、適した場面があります。
利用シーンごとに、どのカラーが最適かを見ていきましょう。
ドライブ時
運転中は視界の確保が重要です。
日中はグレーやブラウンのレンズが、強い日差しや反射を軽減してくれます。
夜間は、視界をクリアに保ちつつ防眩効果があるイエローやオレンジのレンズがおすすめです。
また、可視光透過率にも注目し、昼間は30~50%、曇りの日や夜間は60~80%の透過率のレンズを選ぶと良いです。
アウトドアスポーツ時
アウトドアスポーツを楽しむ際には、フィールドごとに適したレンズカラーを選ぶのがおすすめです。
- グリーン系:コントラストを保ちながら、まぶしさを軽減。山や海などで幅広く使用可能。
- ブラウン系:コントラスト効果があり、強い光や日差しを緩和。フィールドスポーツに最適。
- グレー系:光を均等にカットするため、特にマリンスポーツにおすすめ。
インドアスポーツ時
屋内でもサングラスは有用です。
イエローやオレンジ系のレンズは、曇りや雨の日でも視界を明るくし、コントラストを高める効果があります。
日差しが強い時
日差しが強い日には、ブルー系のレンズが有効です。
黄色やオレンジの波長の長い光をカットし、まぶしさを抑えます。
見た目にもクールな印象を与えます。
サングラスに抵抗がある時
サングラスが苦手な方には、10~20%程度の淡い色やクリア系のカラーレンズがおすすめです。
紫外線カット機能付きのクリアレンズもあるため、ダテメガネ感覚で気軽に使用できます。
サングラスのレンズの種類
サングラスはレンズの色だけでなく、コーティングや機能性によっても異なります。
以下の4種類のレンズについて、それぞれの特徴を紹介します。
- UVカットレンズ:紫外線対策に特化し、UVAやUVBをしっかりブロックします。
- 調光レンズ:紫外線や可視光線に応じて色の濃さが変化し、屋外では濃く、屋内では薄くなります。
- 偏光レンズ:一定方向の光のみを通し、乱反射を防ぐため、特にドライブ時におすすめです。
- ミラーレンズ:鏡のような見た目で、太陽光を反射して目を保護します。ファッション性も高く、ビーチやキャンプにぴったりです。
色付きサングラスを選ぶ際の注意点
色付きサングラスは、使用シーンや目的を意識して選ぶことが大切です。
例えば、山ではコントラストを保つグリーン、ドライブではぎらつきを抑えるグレーのサングラスなど、使い分けを意識しましょう。
夜間・雨天時のサングラス選びのポイント
夜間や雨の日の運転中に、対向車のヘッドライトがまぶしいと感じることがあります。
このような状況で効果を発揮するのが、夜間運転用のサングラスです。
可視光線透過率は80%程度が理想
夜間の運転には、可視光線透過率が80%程度のサングラスが適しています。
夜間運転では、前方や周囲の確認がしっかりできるように、必要な光を遮らない程度の透過率が重要です。
高い偏光度で乱反射を防ぐ
夜間運転では、対向車のヘッドライトや濡れた路面の反射光を軽減することが求められます。
そのため、偏光レンズを使用したサングラスが効果的です。
可視光線透過率が80%程度の中から、偏光度の高いものを選ぶと良いでしょう。
おすすめのカラーはイエローやグリーン、オレンジ
夜間運転では、対向車のヘッドライトの青色光をカットするのに有効な黄色系のレンズが推奨されます。
イエロー、グリーン、オレンジなどのレンズカラーがおすすめです。
また、黄色の光をカットするために特化した夜間用サングラスもあります。
これらは透明に近い薄いグレーのレンズカラーが特徴です。
メガネ使用者にはオーバーサングラスかクリップオンタイプ
普段メガネを使用している方には、運転用サングラスとして度付きサングラス、オーバーサングラス、またはクリップオンタイプの選択肢があります。
一方、オーバーサングラスやクリップオンタイプは手頃な価格で、家族間で共有することも可能です。
サングラスの色の選び方についてのまとめ
サングラスのレンズの色は、使用シーンや目的に応じて選ぶのが効果的です。
同じ晴れの日でも、運転時はグレー、フィールドスポーツ時はブラウンなど、場面ごとに最適な色を選ぶことで、まぶしさを抑えつつ快適な視界を保てます。
また、レンズの色だけでなく、コーティングや機能性にも注目しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!