オーストラリアの強い日差しから目を守るためには、サングラスが不可欠です。
オーストラリアに滞在予定の方に向けて、現地の紫外線対策法をご紹介します。
オーストラリアの紫外線の強さ
オーストラリアは、日本に比べて紫外線が強いと言われています。
海やバーベキューなどのアウトドア活動が盛んなため、紫外線対策は欠かせません。
また、日焼け止めも必須アイテムです。
長時間紫外線を浴び続けると、将来的に皮膚がんや白内障を発症するリスクが高まります。
数週間の滞在でも、シミやシワ、目の充血を防ぐための対策は重要です。
サングラスの選び方
サングラスの主要な目的はファッションではなく、紫外線から目を守ることです。
UVカット99%、紫外線透過率1%のものを選びましょう。
特に運転をする場合は、目が疲れにくい高品質のものを選ぶと良いでしょう。
一方で、海で遊ぶ時には高価なサングラスを傷つけてしまう可能性があるため、使い分けるのも一つの方法です。
サングラスの色の濃さに関しては、濃い色が必ずしも効果的というわけではありません。
UVカット機能が重要です。
日本でサングラスを準備する理由
オーストラリアでもサングラスは購入できますが、日本で購入することをおすすめします。
日本で販売されているサングラスは日本人の顔に合うようにデザインされており、海外ブランドでも「アジアンフィットモデル」が多く取り揃えられています。
オーストラリアで試着すると、日本で感じない違和感を覚えることが多いです。
これはアジアンフィットモデルではないためで、フレームの形がアジア人にあまり似合わない場合があるからです。
オーストラリアの紫外線の危険性
オーストラリアの紫外線は、日本の約5倍強いと言われています。
オゾン層が薄いため、紫外線が強くなっています。
現地の人々、とくに高齢者の肌には、細かいシミやそばかすが多く見られ、これが紫外線の強さを物語っています。
地表に届くのは「UV-A」と「UV-B」で、「UV-A」は肌の老化やシワの原因となり、「UV-B」は日焼けを引き起こし、シミや皮膚がん、白内障の原因となります。
オーストラリアでは11月から2月が紫外線が最も強い時期で、午前10時から午後3時がピークです。
しかし、紫外線の強さは季節に関係なく対策が必要です。
紫外線が強い国では子供もサングラス着用!
紫外線の強い国では、子供にもサングラスをかけさせることが一般的です。
小さな子供にサングラスをかけさせることに抵抗がある方もいるかもしれませんが、紫外線の害は長期間にわたって蓄積されます。
そのため、現在問題がなくても、後になってから眼病が発症することがあります。
強い紫外線を浴び続けると、雪目と呼ばれる角膜の炎症や、白内障、翼状片といった病気の原因となります。
白内障は通常50歳以上で発症しますが、若い年代でも発症することがあります。
このため、アメリカやオーストラリアなどでは、90年代から紫外線対策を子供にも呼びかけており、UVカットサングラスの使用を推奨しています。
世界保健機関(WHO)も、18歳以下の日焼けサロンの利用を禁止しています。
紫外線が強い国はどこ?
紫外線が強い国としてよく挙げられるのがオーストラリアです。
オーストラリアの近隣のニュージーランドやパラオも紫外線が強い地域です。
オセアニアへ行く際には注意が必要です。
オーストラリアで販売されている日焼け止めクリームは、紫外線散乱剤を使用しており、紫外線を跳ね返すタイプが多いです。
こまめに塗り直す必要はありますが、紫外線をブロックする力は強いです。
また、オセアニアだけでなく、スウェーデンやノルウェーなどの北欧諸国も紫外線が強いです。
北極や南極に近づくほど紫外線が強くなるため、これらの地域に行く際にはサングラスや日焼け止めクリームを常備しましょう。
オーストラリアではサングラスが必須! まとめ
オーストラリア滞在中は、強い紫外線から目と肌を守るために、サングラス、帽子、長袖のラッシュガード、そして日焼け止めを活用しましょう。
日本で購入したアジアンフィットモデルのサングラスは特におすすめです。
適切な紫外線対策を行い、安全で快適な滞在を楽しんでください。
最後までお読みいただきありがとうございました!