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エアコン用の架台の選び方!種類やサイズ・置き場不足の問題を解消!

エアコン用の架台の選び方!種類やサイズ・置き場不足の問題を解消! 季節家電

建物の構造や立地条件によっては、床や地面に十分なスペースが確保できない場合があります。

そんな時、室外機用架台を使えば、設置が難しい場所(壁面や屋根など)にも室外機を設置することが可能になります。

室外機用架台の種類

架台を取り付けている様子

室外機用架台には、以下の2つのタイプがあります。

床面に設置可能な場合

  • 平置台・高置台: 一般的なタイプで、床面に高さを出したり段差を解消するために使われます。特に「高置台」は積雪対策として寒冷地でよく使われます。
  • 二段置台: 室外機を2台重ねて設置する際に使用します。

床面に設置できない場合

  • 天井吊金具: 天井から吊るすタイプで、マンションのベランダなどに多く見られます。
  • 壁面置台: 壁面に取り付けるタイプです。
  • 屋根置台: 屋根の上に設置するためのタイプです。

設置場所に応じて適切な室外機用架台を選ぶことが重要です。

まずは室外機の設置場所を確認し、適切な架台を選定しましょう。

種類とサイズの選定は大変

室外機の寸法はエアコンのメーカーや能力によって異なるため、まずはカタログで寸法を確認し、次に室外機用架台の寸法を確認する必要があります。

これらの確認作業は時間がかかります。

また、耐荷重や防雪フードの装着可否など、選定には考慮すべき点が多くあります。

室外機用架台ソフトで簡単選定

一部のメーカーでは、室外機のメーカー名、品番、もしくは寸法を入力するだけで最適な架台を検索できる選定ソフトを提供しています。

設置環境に応じた確認は必要ですが、選定ソフトを使うことで作業効率を向上させることができます。

そもそも架台とは

エアコンの室外機

架台という言葉をご存じでしょうか?言葉は聞いたことがあるけれど、具体的には分からない方も多いかもしれません。

今回は、架台の基本情報とその種類についてご紹介します。

架台の基本情報

架台とは、設備機器を設置するための構造物のことです。

建築現場で頻繁に使われる用語で、サーバーや空調機などの重量物を設置する際に使用されます。

地震時の破損を防ぐため、建物と同等の耐久性を持つ設計が求められます。

類似する製品に「ラック」がありますが、ラックは機器を置く棚であり、箱型が一般的です。

対して、架台はものを支えるための構造で、ラックを支える土台として使われることもあります。

架台の種類

ステンレス架台

ステンレス製の架台は耐久性が高く、錆に強いため、塩害地域に適しています。

しかし、重くて施工が難しく、リサイクルもできません。

アルミニウム架台

このタイプは軽くて施工が容易なのが特徴です。

ただし、強度が他の素材に比べて劣るため、設計の工夫や表面加工が必要です。

スチール架台

スチール製の架台は価格が安く、頑丈です。

未加工の状態では錆びやすいですが、メッキ処理を施すことで錆に強くなります。

しかし、メッキ処理を行わないと製品の寿命が短くなるため、注意が必要です。

スペースの有効活用

平置きで室外機を横並びに設置すると、増設が必要な場合にスペースが足りなくなることがあります。

「二段置架台」や「増設架台」を使えば、スペースを有効に活用できます。

二段置架台でのスペース活用

室外機をまとめて設置できる「二段置架台」は、追加工事の際にスペースを確保しやすく、メンテナンスも容易です。

バルコニーや庭の駐車スペースを広く使えるため、ユーザーにもメリットがあります。

ジョイントセットで三段置き

「平地・二段置用増設ジョイント部材セット(品番:CE-TJ)」を使えば、三段置きが可能になります。

縦に長くなる分、転倒防止対策を行う必要があります。

「転倒防止金具(品番:CE-TBG)」と「アンカー固定」を必ず行いましょう。

地域に合わせた二段置架台の選定

  • 鋼板+粉体塗装: 標準的なタイプでコストパフォーマンスが高いです。塩害や降雪のない地域で使用されます。
  • 溶融亜鉛メッキ製: 塩害や降雪のある地域に最適で、腐食の心配が少ないです。

エアコンの架台の選び方についてのまとめ

平置きで室外機を横並びに設置すると、増設が必要な際にスペースが足りなくなります。

「二段置架台」を使えば、スペースを節約し、住宅の外観もすっきりと美しく保つことができます。

最後までお読みいただきありがとうございました!