エアコンの購入を検討する際、多くの人が迷ってしまうのはどのメーカーや機種を選ぶかです。
今回はエアコン選びのポイントや、各メーカーの特徴と独自機能について詳しくご紹介します!
エアコン購入前に確認・準備すること
エアコンの選択を始める前に、まず設置の準備ができているかを確認することが重要です。
既存のエアコンを交換する場合と新しく設置する場合で、注意点が異なります。
購入前に確認すべきポイントを以下にまとめました。
エアコン専用のコンセントはあるか
新たにエアコンを取り付ける場合、設置場所にエアコン専用のコンセントがあるかを確認することが重要です。
エアコンは他の家電よりも多くの電力を消費するため、専用コンセントが必要です。
また、ブレーカーのアンペア数も確認してください。
電気の契約アンペア数が足りないと、エアコンを使い始めた途端にブレーカーが落ちることがあります。
契約アンペア数は電力会社に申請することで変更可能です。
室内機・室外機の設置スペースは十分か
設置スペースの確認も重要です。室内機は天井や壁から5cmほど離して設置し、吹き出し口の近くに障害物がないかを確認しましょう。
室外機の置き場所も風通しが良いか、直射日光が当たらないかを確認してください。
配管が長くなる場合は隠蔽配管を使用して見た目を損なわずに設置できます。
本体価格以外の費用も見込んでおく
エアコンの設置には、配管長や特殊な固定具、隠蔽配管など追加費用がかかる場合があります。
古いエアコンを取り替える場合は、業者に引き取ってもらう必要があり、リサイクル料金も発生します。
不安な場合は工事見積もりを取ることをおすすめします。
エアコンを選ぶ際のポイント
適切なエアコンを選ぶためのポイントを以下にまとめました。
適用畳数
部屋の広さに合ったエアコンを選ぶことが重要です。
適用畳数より1ランク大きいモデルを選ぶと良いでしょう。
定格出力
エアコンの冷暖房能力は「定格出力」で表されます。
この数字が大きいほど広い部屋に対応可能です。
環境によっては定格出力が大きいものを選ぶと良いでしょう。
省エネ・節電性能
エアコンの省エネ性能を表す「統一省エネラベル」を確認しましょう。
省エネ基準の達成率や年間の電気代の目安が記載されており、星1個から5個までの多段階評価で示されています。
独自機能
メーカーごとに独自の機能があるため、欲しい機能に注目して選ぶことも一つの方法です。
以下に主要なエアコンメーカーの特徴をまとめました。
メーカー別・エアコンの特徴
以下に、メーカー別のエアコンの特徴をまとめてみましたので、機種の選び方の参考にしてみてください。
ダイキン
ダイキンは空調機器メーカーとして世界トップの売上を誇り、24時間・365日対応の手厚いサポートが特徴です。
独自の「さらら除湿」や「ストリーマ」などの機能も魅力です。
三菱
三菱の「霧ヶ峰」シリーズはすべて国内生産されており、動作確認や異音のチェックを行っています。
「ムーブアイ」や「ピュアミスト」、「フィルターおそうじメカ」など独自機能が充実しています。
パナソニック
パナソニックは「ナノイーX」や「エネチャージ」などの機能を持ち、清潔さと効率化に優れた製品を提供しています。
Wi-Fi対応機種も多く、スマートフォンからの操作が可能です。
東芝
東芝の「大清快」シリーズは「プラズマ空清」機能を搭載し、PM2.5までキャッチする性能があります。
空気清浄だけの単独運転も可能です。
日立
日立のエアコンは「凍結洗浄」や「ファンお掃除ロボ」などの強力な自動洗浄・清掃機能を装備し、清潔さを追求しています。
「くらしカメラAI」搭載モデルは、室内環境に合わせて最適な送風を行います。
エアコンの機種の選び方についてのまとめ
エアコン選びは多くのポイントを考慮する必要がありますが、設置場所や使用環境、欲しい機能を把握して選ぶことで、最適なエアコンが見つかるでしょう。
ぜひ、今回ご紹介した情報を参考に、快適な生活を手に入れてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!