ビーズアクセサリー作りの中で、ワイヤーを使った技法を見かけることがあります。
テグスではなくワイヤーを使う際には、どのようにアクセサリーを作るのか気になる方もいるでしょう。
ワイヤーを使用するには、専用の道具も必要です。
今回は、ビーズアクセサリー作りにおけるワイヤーワークについて詳しく解説します。
ワイヤーワークとは?
ワイヤーワークは、針金を使用して小物やアクセサリーを作成する手芸の一種です。
針金を使うことで、テグスでは作りにくい作品も簡単に作ることができます。
ビーズアクセサリーにワイヤーワークを取り入れると、より多様なデザインが可能になります。
ワイヤークラフトの魅力
ワイヤーワークで作る作品は「ワイヤークラフト」と呼ばれます。
ワイヤークラフトにはさまざまなデザインがあり、自分の好みに合わせて選ぶことができます。
ビーズアクセサリーに使用するワイヤーの種類
ビーズアクセサリーを作る際に使用するワイヤーにはいくつかの種類があります。
作りたいデザインやビーズの穴の大きさに応じて、適したワイヤーを選ぶことが重要です。
強度のあるワイヤー
ワイヤーワークで作品を作る場合、ある程度の強度が必要です。
ステンレスやアルミ、真鍮などが強度のある素材として一般的に使用されます。
これらの素材は、強度が必要なデザインに適しています。
見た目重視のワイヤー
見た目を重視する場合には、金線や銀線、アーティスティックワイヤーなどがあります。
これらのワイヤーは強度が少し劣る場合もありますが、デザイン性を高めることができます。
美しい仕上がりを求める際におすすめです。
ワイヤーワークのテクニック
ワイヤーワークを行う際には、さまざまなテクニックが必要です。
基本的なテクニックを習得することで、応用技術も簡単に取り入れることができます。
基本テクニック
ワイヤーを切ったり曲げたり、伸ばしたりねじったりする方法が基本です。
さらに、ワイヤーを巻き付けて使用することもあります。
基本テクニックを習得することで、さまざまなデザインを実現できます。
応用テクニック
応用テクニックとしては、めがね留めやドロップ留め、ラッピングなどがあります。
基本テクニックをしっかりと理解していれば、応用テクニックも簡単に取り入れることができます。
ワイヤーワークに必要な工具
ワイヤーワークを行うためには、適切な工具を用意することが重要です。
以下に必要な工具を紹介します。
必要な道具
- ペンチ・やっとこ:ワイヤーを曲げるために使用します。
- ニッパー:ワイヤーを切断するために使用します。ペンチにカッター機能がある場合は、ニッパーは不要です。
アーティスティックワイヤーの特徴
アメリカのArtistic Wire社製の製品を使用しています。
銅線や真鍮線にカラーやエナメル、クリアコーティングが施された高級カラーワイヤーです。
ステンレスワイヤー
Artistic Wire社製のステンレスワイヤーは、コーティングが剥がれにくく、耐久性があります。
水に強く錆びにくいため、金属アレルギーになりにくいと言われていますが、すべての人にアレルギーが出ないわけではありません。
お手入れ方法
柔らかい乾いたジュエリークロスで軽く拭いてください。
砂やホコリが付いている場合は、払い落としてから拭くようにしましょう。
コーティングが溶ける可能性があります。
自作アクセサリーのワイヤーの選び方についてのまとめ
ワイヤークラフトでは、ワイヤーを曲げたり切ったりする技術を駆使することで、多様なデザインを楽しむことができます。
ビーズを組み合わせたワイヤーアクセサリーでは、ワイヤーのクールな雰囲気とビーズの華やかさを同時に楽しむことが可能です。
ビーズの種類やワイヤーの素材選びによって、さまざまな表情のワイヤークラフト作品を作り上げることができます。
最後までお読みいただきありがとうございました!